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妻は未払い給料求めて死亡 夫は断食で抗議

2015年05月13日

【新唐人2015年05月13日】去年12月、山西省太原市で未払い給料を求めた47歳の女性、周秀雲さんが、警察に殴り殺されました。事件の裁判が5月20日に開廷されますが、裁判所は人権弁護士程海さんが代理人になるのを阻止しています。これに対し、周さんの夫が裁判所前で1週間以上、ハンストで抗議しています。

 

周さんの夫、王友志(おうゆうし)さんが太原市中級裁判所の前でハンストによる抗議を行って6日目になる5月10日、人権活動家数名が現場を訪れたところ、王さんはすでに衰弱しきっていました。

 

広州市人権活動家 賈榀さん

「死者の夫はハンストを行って、6日目を迎えました。太原中級人民法院が程海弁護士の代理を許可しないからです。水だけを飲んでおり、顔色は青白く、気力もありません。すでに衰弱しています」

 

程海弁護士はかつて敏感な人権事件の弁護を行ったことで、司法局から弁護士業務を1年間停止させられました。中国の法律の規定では、一般市民の身分であれば代理が可能なはずですが、地元裁判所は許可しないそうです。

 

北京の人権弁護士 程海さん

「弁護士業務の停止を問題にしていますが、弁護士ではなく、一般市民の身分であれば、法律の規定では問題ありません」

 

去年12月13日、太原市の警察官、王文軍(おうぶんぐん)などが、未払い給料を求めて工事現場を訪れた周秀雲さんに暴行を加え、死亡させました。夫の王さんも殴られ、肋骨6本を折られました。事件から5ヶ月以上経って、5月20日からようやく開廷されますが、裁判所は程海弁護士の代理を許可していません。遺族は裁判所が犯人の警官をかばっていると提訴しましたが、裁判所は立件すらしていません。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/05/11/a1196432.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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